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【自己紹介】公務員辞めて、在宅ワーク始めたら帯状疱疹になった話

はじめまして!らみーと申します。

生まれも育ちも愛知県の田舎で、30代主婦です。

簡単に経歴をお話しすると

  • 大学卒業後、保健室の先生として勤務。(一瞬だけヨガのインストラクターの経験あり)
  • 31歳で教員を退職。広告運用を学び、副業0でフリーランスになる
  • 独立して半年以内に広告代理店2社とパートナー契約
  • Webライターの勉強も並行
    • ブロガーさんの記事・YouTubeシナリオ・歯科医院のコラムを執筆
    • Google検索で上位表示経験あり/YouTube収益化/11万回以上の再生回数突破
  • 歯科医院とパートナー契約
    • Instagram運用も始める

月収7桁!公務員の給料の◯倍!というキラキラしたフリーランスではありませんが(笑)

クライアントさんからは100%のリピート率で、

独立4ヶ月目から毎月10万円程度安定して報酬をいただいています。

(新卒の手取りくらい報酬をいただいたときは感動しました!)

また、

  • 夜勤のある夫とのコミュニケーションが増えた
  • コーヒー片手に愛犬を撫でながらお仕事ができるようになった
  • 両親が平日休日気兼ねなく我が家へ遊びに来れるようになった
  • 自分の予定に合わせて働けるようになった
  • 月曜日が怖くない!
  • 私の生理痛、便秘などの体の不調が改善された(笑)

自分も家族も大切にする働き方ができるようになったことが、在宅ワークの一番の収穫です。

今後は半歩👣先ゆく先輩として、在宅ワークを始めてみたい人

一歩を踏み出した人のサポートができたらいいなと思っています。

とはいえ、ここまで来るのに順調な生活だったかというと

全くそんなことはなく、紆余曲折があり今があります。

ここからはキャリア迷子・人生迷子だった私の話をしていきますね。

3分程度で読めます。

短編ドラマを見るような気持ちで読み進めてください^^

目次

教員採用試験不合格 自分がやりたいことがわからない

「私、本当に教員がやりたいのかな」

教員採用試験直前の教育実習で、現場の闇を見てしまった私は大学4年でキャリア迷子になった。

「いや、でも私は教員になるって決めてここまできたんだから・・」

「周りの人の応援があって今があるんだから・・」

と自分に言い聞かせて採用試験を受けた。

筆記テストは順調

でも、面接はボロボロだった・・・

結果はもちろん不合格。

あぁ、終わった・・

就活もしていない

私はこれからどう生きていけばいいんだろう

途方に暮れる毎日だった。

そして数ヶ月後、1本の電話を受ける。

「もしもし、

らみーさんの電話であっていますか?」

「はい、そうです」

「お久しぶり。高校のときの◯◯だよ。

講師登録の名簿にらみーの名前を見て、電話したんだ」

高校でお世話になった先生からの電話だった。

教員採用試験に落ちると、希望者は講師登録をする。

年度末に産休補充や期限付き教員として声をかけてもらえるからだ。

「ぜひ、うちの高校で働かないか?」

その学校は、いわゆる困難校と言われる大変な学校だった。

でも、せっかく声をかけてもらったんだから、どんな学校でも頑張ることにした。

そして迎えた4月。

毎日忙しなくすぎる日々

苦戦するやんちゃな生徒対応

正直、自分の価値観がひっくり返されることばかりで頭を抱えていた。

それでも、

「生徒の一番の理解者になろう」

その気持ちだけは揺らがず、とにかく生徒とひたすら向き合った。

いつしか、反抗的だった生徒も含め

「らみーちゃん!」と親しまれるような保健室となった。

生徒も可愛い。先生たちとも関係は良好。

やっぱり教員になってよかったかも。

しかし、翌年もその翌年も採用試験不合格。

筆記は毎回合格点以上なのに、面接でうまく自分の気持ちを伝えられない。

「私のやりたいことでしょ?なんで伝えられないの?」

自己肯定感がどんどん下がっていった。

今の働き方をこれからも続けられるのだろうか

保健室の先生として数年が経った。

それなりに仕事の要領も掴んだし、仕事も生徒も好きだった。

でも、私の中でずっと心に引っかかっていたことがあった。

それは、大学3年生の教育実習(小学校)のこと。

運動会中、指導教官の保健室の先生と一緒にケガの手当てをしていたときに

「ごめん、昼休みの間少しだけ抜けるね。実は今日息子も運動会で。

でも、さすがに自分の学校が運動会だから休めなくてさ。すぐ戻ってくるね」

保健室の先生になったら、自分の子どもより他人の子どもが優先になるのか。

命に関わることだし、子どもたちも大切。仕事だから仕方がない。

…でも、なんだか悲しい。

私は仕事も生徒も大事だけど、自分の家族の時間も大切にしたいんだけどな・・・

そんな想いがずっとくすぶっていた。

実際自分が学校で働き始めても、

「土日出勤(もちろん無給)」「時間外勤務」も当たり前。

結婚して家庭をもってもこの働き方ができるのかな?

全く想像がつかなかった。

そして、いつしか採用試験を受けなくなった。

「わがままかもしれないけど、私は家族を大事にできる働き方がしたい。

家庭という基盤を大切にした上で、仕事で周りの人に貢献したい」

やっと自分の本音を言語化できた瞬間だった。

でも、どうやって働いていけばいいのか見当もつかなかった。

不妊治療で働けない

これから築く家族も、これまで育ててくれた家族もどちらも大切にするんだ。

結婚して、これからの生活に期待を寄せていた。

結婚後は子どもを産んで、子育てに忙殺されながらも、

可愛い我が子の成長を見守って、温かい家庭を・・・

それが当たり前だと思っていた。

「お二人の子どもを授かるのは難しいです」

現実は甘くなかった。

ハンマーで頭を殴られたかのような衝撃。

目の前が真っ暗になり、深い闇の中に落ちていく感覚。

しばらく夫とは「妊活」「子ども」に関する話は避けるようになっていた。

でも、このままで本当にいいのか?

後悔はしないのか?

結婚当初、夫が

「俺の夢は、夜勤で帰宅したときに、らみーと子どもの寝顔を見ることなんだ〜」

と嬉しそうに話してくれた光景がよぎった。

いやだ、まだ諦めたくない…!

1年、また1年とあらゆる体質改善を試したり、治療可能な病院を調べたりする日々。

ようやく可能性のありそうな仙台の病院にたどり着いた。

しかし・・・

「うちでの治療でも可能性は低いですね。

指定の病院で全額自費の特殊な治療(詳しく説明すると長くなるので割愛)か、

特別養子縁組という選択もあるので、二人でよく話し合ってください」

またダメだった。

でも、もうへこたれたくない・・!

夫と何度も話し合い、まずは全額自費の治療法を受けることにした。

とはいっても

金銭的不安

時間的な焦り

他の人とは違う治療

しかも、指定の病院は県外。

毎月、県内と県外の病院に通院しないといけなかった。

《治療をするにはお金が必要。でも、私が働くと治療ができない

たくさんの葛藤があった。

でも、ここで治療を諦めるわけにはいかない。

「今ある貯金で治療しよう。私、仕事辞めるね」

退職を決意した。

在宅ワークとの出会い

管理職に辞めることを話した数週間後、ある広告と出会った。

「広告運用」「好きなときに働ける」

「在宅ワーク」「ほとんどが未経験スタート」

はっきりとは覚えてはいないけど、こんな内容だった。

正直「家で働く」と聞くと、シール貼りなどの内職系か、

ちょっと怪しい仕事というイメージがあったので半信半疑だった。

でも、家で働けたら、不妊治療と両立できるし、お金の不安も多少は減る。

「自分にできるだろうか」

不安はあったものの、減っていく貯金と先の見えない不妊治療を思うと

挑戦した方が自分のためにもなるし、家族にとってもプラスになる気がする・・!

広告運用の講座費は、決して安くはなかったけれど

「これから回収していけばいい」自然とそう思えた。

在職中から勉強スタート。

はじめてのことばかりで、毎回講座後は頭がいっぱいだったけど、

新しい世界が広がっていく感覚

楽しい・・・!

あっという間に3月を迎え、退職。

4月から晴れてフリーランスとなった。

講座受講中にお仕事を依頼してもらえるスクールだったので、

独立してすぐにお仕事がもらえた。

元々、趣味で画像編集や動画編集をして友達に送っていたので

広告を作るのはとても楽しかった。

もっとスキルアップしたい。

そうだ、文章を考えることや人に教えることが好きだから

ライターも挑戦してみよう!

広告運用にも活かせるかもしれない。

ライターの講座も受講して、クラウドソーシングサイトに応募。

少しずつお仕事がもらえるようになり、報酬額も徐々にアップしていった。

「私もやればできるじゃん!」

できることが増えて、どんどん自信を取り戻すことができた。

あの時、勇気を出して在宅ワークの世界に飛び込んでよかった…!

それからひたすら仕事に打ち込むようになった。

仕事を請け負いすぎて帯状疱疹に

フリーランス9ヶ月目のときだった。

クライアントさんから1通のチャットが届いた。

「ちょっと急ぎの記事をお願いしたいんだけど、できますか?

報酬上乗せするのでお願いできたらありがたいです」

本当はPCと睨めっこの日々に少し疲れを感じていて、肩こりも頭痛もあった。

でも、不妊治療の費用もかかるし、依頼してくれたことも嬉しいし、

自分の限界を突破しないといつまで経っても現状維持のままだよね!

そう思って引き受けた。

記事作成を急ピッチで進めて、とにかく全力を注いで納品!

ふう〜!納期に間に合った

首と肩がちょっと痛いけど、少し休んだらまた戻るよね

しかし、翌日から首と肩がひどい筋肉痛のような痛みに襲われ

PCを見ると吐き気がするようになった。

いやいや、仕事できないじゃん!

ポリポリ・・・ん?

なんか肩に発疹できてる・・・

その日の夜、肩を見てみると発疹が悪化している

なんとなく痛がゆい

これ、まさか帯状疱疹・・?

ネットで調べると

「帯状疱疹になる前に、ひどい肩こりになる人もいる」と書かれていた。

仕事ができなくなるかもしれない

日常生活に支障が出たらどうしよう

数日前に不妊治療したばかりなのに・・・

不安で不安で仕方がなかった。

翌日、皮膚科を受診。

【帯状疱疹は50代の方に多く見られ、加齢やストレスで免疫力が低下すると発症しやすい病気です】

皮膚科のテレビ画面に流されるテロップを横目に、複雑な心境だった。

診察で肩を見せると

「帯状疱疹だね。ストレス溜まってる?ちゃんと休んでね」

やっぱり・・

何がショックって仕事ができないことも悲しかったけど

数日前の不妊治療で

「卵の育ちもいいし、ベストコンディションだね」と

先生に言ってもらっていたのに

ストレスだなんて・・また今月もリセットしちゃうかも・・・

自分の中では仕事が楽しくやっているつもりだったけど、

たしかにあのとき頭痛も肩こりもあった。

自分の体の声、無視してたんだな

首が痛すぎて顔を左右に動かすことができない

PCの画面を見ることさえできない

そんな状態がしばらく続いた。

何のために仕事をがんばっているんだろう・・

数週間後、生理もきてしまった。

不妊治療をするために仕事を辞めたのに

在宅ワークがんばりすぎて帯状疱疹って本末転倒だ・・

今の働き方じゃダメ

目的を見失ってる

そこから自分の中で作戦会議をした

仕事の案件は、7割くらいの力でできる量にする

その代わり

単価を上げられるように勉強時間も確保

時給単価を意識して、ダラダラ仕事しない

そう決めて、少し怖かったけど仕事の量を減らした。

それから帯状疱疹は悪化することなく、徐々に回復。

収入も大して減らなかった。

自分にゆとりがあるから力が発揮されやすく

タイムパフォーマンスも上がった

気になるジャンルの勉強も始めたら、

広告運用やライティングにも活かせるようになって

今まで以上にクライアントさんに貢献できるようになった

あの日、帯状疱疹になって、不妊治療も虚しくリセットされ、

ボロボロな気持ちになったけど

自分が何を大切にしたいのか?が明確になり、

その上でどう仕事に取り組むのかを見つめるいい機会になったと思っている。

あなたは何を大切にしていますか?

仕事への違和感は、自分の気持ちを言語化していないと起こる。

教員の仕事も「家族を大切にできる働き方がしたい」という気持ちに蓋をして、

違和感をもちながら働いていた。

そして、家族を大切にした働き方を目指したはずのフリーランスになっても

「もっと稼ぎたい」「もっと自分のスキルを上げたい」

と他の欲が出てきて、本来の想いが見えなくなっていた。

キャリア迷子・フリーランス初期の失敗を通してわかったのは

「自分が本当は何を大切にしたいのか」を明確にすること。

これってキャリアだけでなく、人生において大事なことですよね。

今これを読んでいるあなたは、何を大切にしていますか?

もし昔の私のように働き方に悩んでいるのなら

本当はどうなりたいのか

今の働き方はその理想に近づけるのか

考えてもらいたいなって思います。

もし、考えていく中で在宅ワークをしてみたいという人がいるのなら

「未経験の私にもできた。あなたにもできるよ!」

「一緒に幸せなフリーランスを目指していこう!」

とお伝えしたいのです。

まだまだ私も発展途中のフリーランスですが

あなたが在宅ワークの一歩を踏み出すきっかけになるような発信をしていきます。

今後は

  • 未経験から在宅ワーカーになる方法
  • クライアントワーク術
  • 単価を上げるためにやったこと
  • 私の失敗談

など赤裸々に紹介していく予定です。

(SNSやメルマガも準備中!)

マーケティング(商品やサービスが売れる仕組み)の要素を取り入れながら、

個人で稼ぐためのヒントもお話ししますね!

興味あるかもという方は、ぜひブログをブックマークしておいてください^^

あなたの「働き方」を見直すきっかけになったら、嬉しいです。

それでは、次の記事でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

在宅ワーク2年目のらみーです^^
不妊治療をきっかけに
保健室の先生から、広告運用・ライターに転身!

Webスキル・ビジネス知識0から勉強して
今では完全オンラインでお仕事をもらっています。

「家で働いてみたいけど、何をすればいいの?」
「生涯使えるスキルを身につけて、お仕事に困らないようにしたい」
と思っているそこのあなたに向けて今日もブログで発信しています。

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